はじめに
障害手帳を持っていても、自分から情報を取りにいかないと、年金のことは教えてくれないこともあります。実際に、家族の障害年金に関しても、誰も教えてくれませんでした。おそらくそんな方も多いのではと思い調査しました。障害者手帳はもっているけど、「障害年金って聞いたことあるけど、よくわからない…」と思っていませんか?
この記事では、障害年金の制度について、
- もらえる人
- 手続きの流れ
- いくらもらえるの?
などを、やさしく説明します。自分や家族のこと、友だちのことを考えるきっかけにもなる内容です。
障害年金ってどんな制度?
障害年金は、病気やけがで働くのがむずかしくなった人を支えるお金のことです。年齢に関係なく、20代でも30代でも対象になります。
- 仕事や生活が大変なときに助けてくれる
- 国から支給される公的な年金制度のひとつ
「お年寄りがもらう年金」とは別物です。
どんな人がもらえるの?(受給の条件)
障害年金をもらうためには、次の3つの条件があります。
条件①:年金に入っていること
国民年金か厚生年金に加入している(していた)必要があります。
条件②:障害の状態が重いこと
医師の診断で「1級〜3級」の障害と認定された人が対象です。
条件③:保険料をちゃんと払っていること
最近1年間、年金の保険料に未納がないことが基本です。
✅ なお、20歳前に病気や障害があった人は、保険料を払っていなくても対象になることがあります。
どんな障害が対象になるの?
たとえば、こんな障害が対象になることがあります。
- うつ病や統合失調症などの精神障害
- 発達障害で生活や仕事に大きな困りごとがある人
- けがや事故で手足が不自由になった人
- 脳性まひなどの身体障害
障害の種類や程度によって、もらえるかどうかが決まります。
障害年金をもらうまでの流れ(手続きのステップ)
以下障害年金をもらうには、下記のような流れで申請します。
最初に病院に行った日(初診日)をはっきりさせましょう。
主治医に「障害年金用の診断書」を書いてもらいます。
必要な書類をまとめて、年金事務所や役所へ提出します。
国が支給の可否を判断します。
※3〜4か月程度かかります。自治体や個人の状況により異なります。
OKが出れば、2か月ごとに年金が振り込まれます。
どれくらいもらえるの?(支給額の目安)
障害年金は、「何級か」と「加入していた年金の種類」によって金額が変わります。
① 国民年金(障害基礎年金)の場合
- 1級:年間 約100万円〜
- 2級:年間 約80万円〜
※子どもがいる場合は加算あり
② 厚生年金(障害厚生年金)の場合
- 3級まで支給あり
- 金額は加入年数・収入により変動(目安:月5万~15万円)
よくある質問(Q&A)
Q. 障害手帳があるだけで年金はもらえる?
A. いいえ。手帳と年金は別の制度です。手帳だけではもらえません。
Q. 申請はむずかしい?
A. 書類が多く、少し複雑です。相談できる人や場所を活用しましょう。
Q. 一度ダメだったら、もうもらえない?
A. 症状が変わったときなどは、再申請が可能です。
困ったら、相談してみよう!
ひとりで悩まないでください。次のようなところで相談できます。
- 年金事務所(最寄りの相談窓口あり)
- 障害者相談支援センター
- 社会保険労務士(年金専門の士業)
「障害年金って、自分にも関係あるのかな?」と思ったら、まずは聞いてみることが第一歩です。
まとめ
障害年金は、病気や障害で働くことがむずかしい人にとって、とても大切な支えになります。就労継続支援A型で働けば、最低賃金でも最低限の生活はできる金額(人によって異なりますが12万円くらいは可能)になります!
障害年金は、障害手帳を持っているだけでは受け取れないこともあるので、「ちゃんと手続きできているかな?」と確認してみてくださいね。
みなさんが、よりよい生活を送れることを応援しています!

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